2015年12月8日火曜日

とりあえずアベでなければ、なんぼかマシだ

ニュース映像に安倍首相の顔が、大アップで映っていた。
「やだあ、この顔見るの。声もききたくない」
奥様は、悲鳴まじりに叫んで、チャンネルを変えた。
家のテレビはヤフオクで買った中古だが、画面だけは52型と、大きいほうだ。
アップになると、通常の人間の顔の2倍ほどの大きさになるので、気持ちの悪さも倍化するw
 
法華経の方便品に「十如是」という言葉があって、そのうちのひとつが「如是相」。
難しい法理はわからないが、その人間の生命の状態が、「相」、すなわち外見に顕れるということ。
まあ、そんな具合に、自分は理解したつもりになっているのだが。
たとえばある人間が、嫉妬や憎悪、欲望に支配されていれば、おのずと、目つきは悪くなり、顔色もすぐれないものになってくるものだということなのかと。
 
安倍晋三氏の顔は、ここ数年でかなりの変化を遂げているような気がする。
実際に、こういう記事も過去には出た。
もちろん、「加齢」による変化は誰にでもあること。
しかしその変化の内実は、「フケた」というより、「悪くなった」と言ったほうが正確なのではあるまいか。
なんか、ぶよぶよになった「厚い(笑)面の皮」が、思い切り下に引っ張られ、押し下げられたようになっている。
暗闇で、その顔の下から懐中電灯を当てれば、水木しげるの描く妖怪みたくなってしまいそうだ。
そもそも、存在じたいが、鬼太郎が退治すべき妖怪のようなものだとは、前にも言ったけれど(笑)
 
その、「鬼太郎」になれるのかどうか。
民主党の岡田代表と、維新の党の松野代表が、国会で統一会派を組むことで同意したという。
「とりあえず、アベでなければ、なんぼかマシだ」という有権者の受け皿ができる、その第一歩だと、一応歓迎したい。
小沢一郎氏が提唱する「オリーブの木」構想の実現の、「はじめの一歩」だろう。
これに、共産党が合流することを警戒する、フジサンケイグループをはじめとする安倍の提灯持ちメディアが、必死になって、これを潰しにかかるだろう。
 
 
普段は「メディアに騙されるな」などと言いながら、こういう報道を鵜呑みにしている「事情通」がいらっしゃる。
産経グループのスピン報道を疑いもなくネタ元にして、拡散にこれつとめる人物こそ、自公支持者たちには、願ってもない存在だろう。

こういう方にモノを「訊く」のは、少々、気をつけたほうがいいかもしれない。


 

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