2015年11月8日日曜日

ファシズムの笑顔





凶暴なファシズムの使いは、爽やかな笑顔を巷に振りまいて、僕らと僕らの子や孫の、かけがえのない人生に介入するために、やがて、戸口の前に立ち、傍若無人なノックをするだろう。
彼らは、魂の底から、自分は「善」を行っていると思い込んでいる。
そして、この国が、ファシストどもに壟断されてしまっていることに気づいていない。
「学会が言うから、公明党が言うから、間違いない」と信じて疑わない。
自分の思考を他人に預けているくせに、妙なテンションの高さで、投票の依頼をし始めるだろう。
存在すら忘れている、昔の同級生が、卒業アルバムから辿り、電話をかけてくるかもしれない。
はるか遠隔地に住んでいる知り合いが、いきなり訪ねてくるかもしれない。

きっぱりと、断ろう。

自分は、国家主義やファシズムに加担することは、絶対にできないと言おう。
そして、彼らが依頼した候補者が落選するために、あらゆる力を傾注しよう。

屈託のない笑顔で、人の好さを全身にまとって、あなたに近づいてくる彼ら、彼女らこそ、ファシストの使い、地獄の邏卒だと思って、対峙しよう。
決して、だまされることのないように。
 
 
 
 
 
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿